不登校の息子の件でスクールカウンセラーと面談してきて失敗したなぁと思うこと

最近の小学校や中学校にはスクールカウンセラーという方がいますが、実際に関わったことがある人はあまり多くないと思います。

私も小学校では会ったことがなかったのですが、今年中学校に入学した息子が5月の後半頃から学校に行かなくなり、担任の先生に勧められたのではじめてスクールカウンセラーさんと会ってきました

最初のカウンセリングは6月、そして先日(10月半ごろ)2回目のカウンセリングを受けてきたのですが、結局2回とも「いまいち、何の成果もないなぁ」という感じ

もちろん、カウンセリングとかってそんなすぐに結果が出たりするものではないのでしょうが、せっかく時間作って行くのですから、もうちょっと何か得たい…

実は、3回目のカウンセリングの予定(12月後半)ももう決まっているので、次こそは何かを得るため、また、スクールカウンセラーとの面談を控えている他の方の役にも立つかもしれないので、過去2回のカウンセリング時に失敗したと思ったことを書き留めておきます。

スクールカウンセラーとの面談

学校によって違うかと思いますが、私がスクールカウンセラーさんと面談したときの流れをざっとご紹介します。

スクールカウンセリングの予約

スクールカウンセラーさんと会うためには、基本、予約を取らなければいけません。

私の場合は、息子の担任の先生とお話ししていたときに

先生「スクールカウンセラーさんとお話ししてみますか?」

私「あ、じゃあ、お願いします。」

という感じで先生が予約を取ってくれました。

息子の中学校では、スクールカウンセラーさんが来るのは週一回で、毎週金曜日です。

予約が取れる日は、お願いした日から大体2~3週間後の金曜日という感じでした。

スクールカウンセリング当日

カウンセリング当日は、予約した時間に学校に行きました(大体いつもギリギリ)。

中学校の門を通り抜け、来客用の玄関から校舎に入ると、玄関のすぐ隣にスクールカウンセラーさんがいる「相談室」があります。

(相談室が玄関脇にあるのは、人に会わずに済むための配慮なんですかね。

必要な配慮だとは思いますが、誰にも会わずにスッと相談室に行ってスッと帰るとなんだかすごくこそこそしている気分になってしまう…

別に悪いことしているわけじゃないから気にしなきゃいいだけなんですけど

でもその割に目の前がグラウンドなので、人目につかないわけではない)

相談室には、応接間のような革張りのソファがふたつ、ローテーブルを挟んで向かい合って置いてあって、そこに座ってスクールカウンセラーさんとふたりでお話ししました。

スクールカウンセラーさんは、50代くらい?の品の良いオバサマという感じ

でも、カウンセラーだけあって、話しづらくはなく、気さくな感じの方でした。

子どもの家での様子や不登校になるまでの経緯、困っていることなどを一時間くらい話して終了。

そのまま来客用の玄関から出て、中学校の門をあとにしました。

スクールカウンセリングの感想

「つかれた」です。

これは、スクールカウンセラーさんのせいというよりは、私がもともと人と話をするのが苦手というところが大きいんじゃないかとは思いますが…

あとは、話し合いの目的が微妙にあやふやなので、話すたびに言葉選びに苦労したのがきつかったような気もします。

  • 子どもを学校に行かせるため?
  • 子どもが楽しく生きていけるようにするため?
  • 自分(母親)がとりあえず楽になるため?

最終的なゴールは「子どもが楽しく生きていけるようにする」だと思っているのですが、この話し合いの目的はどこに置いたらいいんだろう?とか考えてしまって上手く話せませんでした…

しかも、がんばって話したわりに大して得られたものもないし

いや、それを探ること自体がカウンセリングの目的なのかも?

…まあ、とにかく疲れました。

反省点

以下は、カウンセリングから帰ってきて、ぐったりしながら反省したことです。

スクールカウンセラーとはどういう人なのかがわかってない

そもそも、スクールカウンセラーってどういう(立場の)人で、何を相談して良いのか・悪いのか、どういうことをしてくれるのか・してくれないのか、まったくわからずに面談に行ってしまいました。

やっぱりここが分かっていないと何を話したら良いのか分からないんですよね。

今もまだ、ちゃんと調べられていないのですが、12月のカウンセリングまでに良く調べなければと思っています。

調べられたら別記事で書くかもしれません。

スタンスが決まらない

上の項目に関連するのですが、「スクールカウンセラーがどういう人なのか分かってない」ので、どういうスタンスで話せばよいのかも分かりませんでした。

1回目のカウンセリング

1回目のカウンセリングは息子が不登校状態になって間もないころだったので、とりあえず具体的な情報がほしいと焦ってしまって失敗しました。

制度面のことばかり聞いてしまったのですが、後から考えれば、それって調べれば自分でも分かるよねって…

しかも、横浜市がやっている不登校関連の情報はもらえたのですが、民間のフリースクール等のことはあまり教えてもらえませんでした。

市で雇われているスクールカウンセラーなので、市の情報は持っていても民間とかの情報はあまり持っていないのかもしれません(カウンセラーさんによって違うとは思いますが)

2回目のカウンセリング

1回目がそんな感じだったので、2回目のカウンセリングでは制度面の話はあまりしないようにして、息子について困っていることや心配していることを話してみました。
(話すのが下手なので、ちゃんと伝えられているかは不明です)

ただ、やっぱりカウンセラーさんに何をどこまで期待して良いのか分からないので、ぼやっとした話ししかできないんですよね。

そうすると、カウンセラーさんの受け答えもやっぱりぼやっとした感じで、どうにもモヤモヤが残る感じで2回目のカウンセリングも終了してしまいました。

不登校関連の知識不足

スクールカウンセラーさんのこともそうですが、不登校関連の知識があまりないので、質問も思いつかない

知識があれば、もうちょっと有意義な話ができそうな気がするのですが…

一朝一夕で身に付けられるものではないですが、本やネットで勉強しなければと思います。

聞きたいこと、相談したいことをまとめられなかった

これは、一応事前に考えてはいたのですが、スクールカウンセリングで何を聞けばよいのか、何を相談したらよいのか分からず、まとめられなかったというのが正直なところです。

次のカウンセリングもどうしようかと思っているのですが、全然考えがまとまりません…

でもこのままでは、また前回、前々回と同じような結果になってしまうので、ぎりぎりまで頑張って考えます。

これまでの経緯や子供の交友関係等を事前に確認しなかった

スクールカウンセリングには子どもの不登校のことで相談に行っているのですから、もちろん、不登校に至るまでの経緯や子どもの交友関係、特性などを聞かれます。

そんなこと覚えてるだろと思っていたのですが、意外とその場になると思いだせない。

特に息子の友達とか、名前とニックネームは覚えているのに、本名?アレ?ってなってしまう。(本名伝えなくても問題ないと思いますが)

やっぱりカウンセリング前に一度ちゃんと思い出して、これまでのことを整理しておけばよかったです。

息子が嫌がらなければ、カウンセリングの時に話さなきゃいけないから、と言って、不登校になるまでの気持ちとかを聞くきっかけにもできるかも…嫌がられるかな。

メモをとらなかった

その場でしっかり聞いたつもりでも、やっぱり時間がたつとどんどん忘れてしまうので、メモをしっかり取るべきでした。

特に私は記憶力が悪くて、過去のことはすぐに忘れてしまう性質なので…

カウンセラーさんもメモとってたし、次回はしっかりメモしてきます!

スクールカウンセラーと面談して良かったこともある

スクールカウンセリングを受けて良かったことは、横浜市が行っている不登校児に対する支援関連の情報が得られたことです。

1回目のカウンセリングでは、横浜市の不登校対策事業をざっと全体的に教えてもらえました。

まあ大体、下のページの不登校対策事業のところに書いてありましたが…

http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/soudan/soudan4000.html

2回目のカウンセリングでは、ハートフルスペースやハートフルルームは現在いっぱいで、年内は見学もむずかしいほどらしいということを知ることができました。

(ハートフルスペース・ハートフルルームは、横浜市がやっているフリースクールのようなものだと思います)

ちょっと前にニュースでも不登校児の割合が増えていると報道されていましたが、本当に増えているようです。なぜなんでしょう?

次はもうちょっと上手くやりたい

たくさん書いてしまいましたが、次回のスクールカウンセリングは、これらの反省点を生かして、実のあるものにしたいと思います。

がんばって色々調べなければ。


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