ひと月ほど前になるのですが、7月7日に、横浜市教育委員会 教育総合相談センター主催の「平成30年度 不登校を一緒に考える 保護者の集い」が開催されるというので参加してきました。
私と同じように不登校の子をもつ親御さんで、参加を迷っている方もいらっしゃるかもしれないので、どんな感じだったか記録しておこうと思います。
この会は、年6回開催されるらしく、今回は2回目でした。
(1回目は 5/26 開催。今後の予定は横浜市のサイトの PDF で確認できます。)
毎回、土曜日の 14:00~16:30 です。
参加した感想は、正直、役に立たなくはないけど、なにかにつながることは少なそうだなぁという感じがしてしまった…。
でも、なかなか他の不登校の子の親に会えることってないので、貴重な場ではあります。
他の人がどうしているか知りたい人や、同じような境遇の人と話したい共感したい時などは参加してみると良いかもしれません。
当日の様子
当日、会場(ハートフルスペース上大岡)に着くと、結構広い部屋にかなりたくさんの保護者の方々がいらっしゃっていてびっくりしました。
子ども関連のイベント参加者は、なぜかほぼ100%女性ということも多いですが、男性もけっこう来ていた(10~20%くらい?)のも印象的でした。
参加者数は分かりませんが、配布資料が足りなくなっていたので、定員の 100 名を超えていたのではないでしょうか。
ちなみに、この保護者の集いは当日参加も OK らしいのですが、今回資料が足りなくなっていたこともあって、なるべく事前に参加の連絡をしてほしいと担当の方がおっしゃっていました。
(連絡先はチラシ参照)
主なプログラムは、横浜市カウンセラーアドバイザーのヴィヒャルト 千佳こ先生の講演と保護者同士の情報交換。
ヴィヒャルト 千佳こ先生の講演
ヴィヒャルト 千佳こ先生の講演は、事例をたくさん紹介してくださり、お話も上手で面白かったのですが、時間が短かったためか早口でバーっと話していたので、私にはちょっと理解が難しかった…。
ただ、たぶん先生が最も強調したかったのは「子どもの一番の支援者であれ」ということだったのかと思います。(親子の相性が悪い場合は、支援者は他の人でも良いということでしたが)
そう言われても、実際やろうとすると難しいんじゃ~ 笑
ヴィヒャルト 千佳こ先生は、かなりパワフルに活動されているようで、書籍もありました。
↓
この本も、事例がたくさん載っているようですので、参考になりそうです。
私も今度、時間を見つけて読んで復習しよう。
保護者同士の情報交換
この「保護者同士の情報交換」。
チラシで見た時から、ウッと思っていました。
こういうの苦手なんです。提供できるような情報も持ってないし…。
直前まで、講演会だけで帰ろうかと悩んでいましたが、せっかくなので思い切って参加しました。
何事も食わず嫌いは良くないよね、と思って。
ヴィヒャルト 千佳こ先生の講演後、中一男子のお母さん、中二女子のお母さん…という具合に子供の属性でざばっとグループ分けされて(お父さんは「お父さんグループ」でひとまとめにされてたみたい)、「はい、じゃあ話し合ってください」…って、おい!
まあ、予想はしていたけど、やっぱりこんな感じか…
素人同士でなんとなく話し合っても何か得られることがあるのか、この話し合いは何を狙っているのか、傷のなめ合いなのか…とか私が悶々と考えているうちに、グループの中のやさしい人が自己紹介など始めてくださり、なんだかんだで色々なお話を聞くことができました。
話の内容は、他の方々の超個人的な内容なので、もちろんここではあげませんが、わかったのは、やっぱり皆それぞれ全然状況が違って、皆それぞれ大変なんだなぁ、ということ。
私は5人のグループにいたのですが、たった5人でも、まったく違ったタイプの悩みや困難さがいろいろ出てくる!
うちの他にも、さまざまな状況の不登校の子がたくさんいて、その親もたくさんいる、ということは、もちろん知識としてはありましたが、実際に会ってお話を聞くと、実感を持って理解できますね。やっぱり。
ちょっと世界が広がる感じがするというか…。
そういう面では、参加して良かったかな、と思いました。
参加した方がよいのか?
他の不登校の子の親に、この「保護者の集い」への参加をおすすめするかというと、何とも言えないというのが正直なところ。
前半の講演や座談会は毎回内容も違うし、後半の情報交換は参加する保護者のメンツによっても変わってくるかと思いますし…。
でも、ふだん不登校の子の保護者に会う機会がないのなら、話をしに行ってみても良いかもしれません。
他にもいっぱいいるんだなぁと実感するだけで、少し気が楽になるかも。
次回は9月29日ですね。
次は講演じゃなくて「不登校児童生徒への支援を考える座談会(民間教育施設の紹介)」とのこと。
どんな民間教育施設があるのか興味あるので、私は次も都合がつけば参加しようと考えています。
でも保護者同士の情報交換は…どうしようかな 笑
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